バックパッカー旅行記2005 シンガポール~最初から最後まで災難続き…トホホ~

私がシンガポールに行った時の話です!!
学生の貧乏旅行の一環で、シンガポールだけに行きました!!!

でも、タイトルの通りですが、本当に、最初から最後まで見事に災難続きでした…!!

シンガポールというと、金融のハブの国の一つであり、金融関係の出張等でシンガポールに行く人は結構いると思います。
ですが、私は新卒から10年間金融にいましたが、シンガポールに行くことはなかったです。
(シンガポールから来た来客の人には頻繁に会いましたが)

この学生の貧乏旅行で行ったシンガポールも散々だった意味で、私は、もしかしたら、当時は、シンガポールにはあまりご縁がなかったのかもですね…!!(笑)

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チケットを間違えて買った

というわけで、最初から盛大にダメダメでした。
思えば、これは、神様からの「シンガポールに行くな」というお達しではなかったのかと今では思ってしまう位です…!!

私は、あろうことか、チケットの出発日を間違え(1日早く出発する予定で買ってしまった)、再度、チケットを取り直すことになったのでした…!!
この時点で、ダブルでチケット代がかかっており、そもそも、格安航空券の意味は全くなくなっていました(笑)

スタートからこんな感じなのですが、着いてからも散々でした。。。

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知らずに取ったヤバい宿

ちなみに、初日のホテルだけ既に取っていました。
「大きなスーパーが近くメインストリートからすぐ近く」と書いてありました、ですが、シンガポールに着いてから、タクシーの運転手さんに「ここに連れて行って」と言ったら、その運転手さんはホテルの住所を見るなり真っ青になり「ホテルを変えられないのか!?」と何度も言い始めました。
私は何のことを言っているのか分からず「もう夜の11時だから、変えようがないんです」と言いました、そしたらその運転手さんは、しぶしぶ「いいか、着いたら脇目をふらずに部屋に入ってすぐに寝ろ。そして朝になったらすぐにタクシーを手配して出るんだ。分かったな!?」と言いました。

タクシーがホテルの近くまで近づいた時に、その意味が分かりました。。。。
なんと、私が取ったホテル付近は、シンガポール有数の売春街だったようでした。。。
夜中なのに、道には沢山の若い女性が立って男性を待っていました。
そして、私が取ったホテルは、その売春街のど真ん中にそびえ立つラブホだったのでした。。。

「えええこんなのHPに一言も書いてなかった!?」とビックリでした!
エクスペディアみたいな感じのHPから、普通のホテルを予約したつもりでした。

ちなみに、このホテルを斡旋した旅行会社ですが「オクトパストラベル」という日本の旅行会社でした、多分今は潰れてしまったと思います。
ですが、思い返せば、イギリスのケンブリッジにいたころも、リバプールに出かけた留学仲間が夜中に半泣きで帰ってきて「酷い目に遭った、あの旅行会社は許さない、オクトパストラベル、タコだからね!」と言ってました。。。
あのオクトパストラベルじゃん!って思いました。

というわけで、私はホテルに着くなり部屋に直行し、朝になってすぐにこの売春街を出たのでした。ちなみに朝のタクシーの運転手さんもめちゃくちゃビックリしてました。。

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楽しい楽しいナイトサファリ(笑)

折角シンガポールに来たので、色々な場所を歩いて回りました☆
マーライオンの場所からセントーサ島まで、いろんな場所を巡りました!!
なんか、マリーナベイサンズのプールとかに行く人も多いですが、私は、貧乏旅行なのもあり、そんなのとは無縁で、海岸沿いを歩いたりとか、とにかくお散歩していました。

そして、夜は、ガイドブックに人気と書いてあるナイトサファリに行きました!一人で。
そしたら、ナイトサファリ自体、あまり一人で行くものではなかったようで、色々な動物を巡る園内バスツアーのバスでは、私だけ一人で、周りは皆家族連れかカップルでした。

周りのカップルや家族連れがはしゃぐ中、一人で乗るナイトバスツアーはシュールでした。。
あ、厳密には一人ではなく、横に、同じく一人の男性のカメラ好きっぽいお兄さんが乗っていて、私達だけ、黙って座って動物を眺め続けるというシュールな絵でした。。。。

もちろん、私と、そのカメラマンの男性の間には、会話は一言もありませんでした(笑)

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よろしくないゲストハウス

さて、最初に予約した宿がまさかの売春街のラブホだったのもあり、悲しい事に、私は、再度宿を予約し直す必要が出てきました。
そこで、私が改めて予約して向かったのは、地球の歩き方のガイドブックで当時評判が良かった「Sundy’s Guesthouse」でした。
ガイドブック上には「サンディさんは親切です!!」とかいう感じのコメントがいくつかありました。

女性のコメントも幾つかあったので、今度こそ大丈夫かと思いここに泊まりました。
ですが、このサンディさん、親切なだけではなく、下心でいっぱいだったのでした。。。

サンディさんは、私に「ようこそ」と言いフルーツを振舞ってくれました。
その後、私に「ディスコを見にいこう」と言ってきました、更に「なるべくセクシーな格好で行こうね」と言ってきました。

ディスコに行く前にも、私に、お酒をふるまってきました。
基本、海外で睡眠薬とか盛られたら終わりだと思っている意味で、お酒を注がれる際は、しっかりと「同じ瓶から二人分ついで、その相手も飲んでいるか」を確認してから飲みます。
同じ瓶から同時に二人分ついでいれば、そこに睡眠薬が入ることはほぼありえないからです。

このサンディさんは、どうやら、私をベロンベロンに酔わせて襲いたかったようでした。
ディスコでも、沢山のお酒を注いできました。
その後、宿でも、更に強いお酒をガンガン注いできました。

でも、残念ながら、私は全く酔いませんでした。。。
残念ながら、私は新潟出身の祖父譲りでめちゃくちゃお酒が強いのでした。。。
よっぽど乱暴な飲み方をしない限り泥酔しません。
また、記憶を飛ばしたことは一度もないです。
というわけで、何杯ついでも酔わない私にサンディさんが「なんで酔わないんだ!?」とキレ始めました。

そして、挙句には、
「前に泊まった日本人の女は簡単にヤらせてくれたんだ。同じ日本人のお前もそうなんだろ!?」
と言って迫ってきました。

私は完全に断り、サンディさんを適当に無視し、次の日に帰路につきました。
Sundy’s Guesthouse、当時は地球の歩き方に載っていたけど、今はどうなのだろうか。。。
さすがにあれを全ての日本人にやっていたら、いつかクレームがつくのでは…!?

そんなこんなで、私は家に帰りました。
そしたら寝ぼけたお母さんが、私が帰るなり「ブロッコリー買ってきた?」と聞いてきました。
ああ、ブロッコリー買う以上の出来事が起きまくった旅だったよ…!と思いました。

本来はシンガポールは清潔で洗練された素敵な街なので、次回は、お友達に会いに行くか、もしくは仕事か、それか大切な人と一緒に行く形で、もっと楽しんで帰りたいですね。