バックパッカー旅行記2007 トルコ(イスタンブール)~モスク大好き!そしてこの旅一番の悲劇起きる~

こんにちは!
ロシアのホームステイからスタートした東欧とユーゴスラビアをバックパックで巡る旅、ついにトルコまで来ました!!
長かったです、ここまで来るのにロシアから起算して約2か月経過しました。。。
前回はブルガリアでした↓
バックパッカー旅行記2007 ブルガリア(ヴェリコ・タルノヴォ)~有名なバラの谷と琴欧洲とバニーガールのお姉さんと~

今回のサムネイルはヘタリアの子メリカちゃんです!

ですが、私は若干焦っていました、というのも、ここからすぐにウズベキスタンのタシケントに飛ばなけれ行けなかったからです。
私は最初の時点で、電車やバスのチケットは一切取っていませんでしたが、飛行機のチケットだけは、日程変更不可能の格安航空券で日時を確定させていたのでした。

そして、その航空券は、イスタンブールからウズベキスタンへ行く飛行機の日にちが既に決まっていて、それが、イスタンブール到着日の翌日だったのでした…!!
ある意味、ここまで何の問題もなく、東欧の10か国以上の全ての国をバスと電車で回って、無事イスタンブールまで辿り着いたことも、今思えば凄い事でした。。。。

モスク大好き

イスタンブールは1日しか見て回る時間がなく、私は駆け足で一日中イスタンブールの街を歩いていました。

ちなみに、今まで一切書いていなかったですが、なぜ私が東欧の旅を組んだかというと、一つは単純に「モスクが見たかったから」だったのでした。

私は当時インドネシアの開発経済のゼミに入っており、インドネシアはイスラムの国なのもあり、当時、調査の一環で大量のモスクの写真集を見ていた事がありました。

そしたら、あまりの美しさに魅了されてしまい「よし!じゃあ見にいこう!」と思い立ったがままに、私はこの東欧旅行を組んだのでした。
なので、絶対に外せなかったのは、ブルーモスクがあるサマルカンド(ウズベキスタン)で「そこに行くために、他はどうしよう…!?」と考え、これらの旅程を全て組んだのでした。
ロシア留学は全く別の理由で、ロシアに興味津々だったのと「他の人が誰もやらない事をやりたかったから」だったのでした。

絶対音感があるので、言語を覚える速さには自信がありました☆

というわけで、トルコには沢山のモスクがあり、私は凄く幸せでした。
一番有名なのはイエニ・ジャーミイですね、鉛筆型のミナレットが周りにそびえ立っている、壮大なモスクです。イエニ・ジャーミイ以外にも幾つも綺麗なモスクがあって、私は大満足でそれらのモスクを見て回っていました。

※ちなみに、豆知識ですが、モスクの建築様式は地域によって微妙に違うのです。
個人的に、私はまだ実際に見に行けていないのですが、他に写真集を見て「これ凄い!」って思ったモスクは、モロッコの緑色のハッサン2世のモスク(当時、世界三位の規模のモスクだと書いてありました)、イランのイスファハーン・モスク(これは本当に写真で見ても心震えました…!)です。
何より、サマルカンドのブルーモスクが見られただけでも、かなり満足です。
あとは、カザフスタンとかの中央アジアには、砂漠に埋もれていた綺麗なモスクもあります。

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…モスク、最高ですね!!!誰かモスク語りましょう(笑)

サバサンドと地下神殿と

正直、本当は時間さえあればバスで移動してカッパドキアとかにも行きたかったのですが、タシケントに飛ぶまで一日しかなく、私は、必死に朝から晩まで街の中を歩き回り、主要な観光スポットを見て回ったのでした。

当時の私は運動はまともにしてないのですが、妙に体力とエネルギーがあったので、もう、朝から晩までずーっと歩いてました!!
写真は、イスタンブールの有名な観光名称の一つである地下神殿です、

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そして、イスタンブールに大きな橋があると思うのですが、そこの付近で沢山売られているサバサンド、これも有名ですよね!!
橋の釣り堀でトルコ人がいっぱいサバを釣っていて、そのサバを新鮮なうちに料理して焼いてサンドイッチにしてくれるので、とても美味しいです!!

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ちなみに、トルコでは、3歩歩けばトルコ人が「絨毯買おうよ」って話しかけて来たり、ナンパみたいな感じで「君可愛いね~~」と日本語で言って来たりする感じでした。
イスタンブールは、普通に、綺麗に着飾った日本人の女性観光客のオシャレ女子たちがいっぱい歩いていました。
だから、こんなかわいい子達を見たら、トルコ人も日本人をナンパしたくなるのかなぁ…って思いました。
ちなみに私はすっぴんでボロボロの服を着ていましたが。

この旅一番の悲劇起きる

ちなみに、傍から聞くと非常に安全そうなトルコですが、私は悲しい事に、このトルコで、この東欧の旅始まって以来の危険な思いをしました。。。

その事件は、私が泊まっている宿を出る時に起きました。
私が泊まっている宿は、1階が真っ暗で、らせん階段の上の2階に入り口がある作りでした。
私は夜にイスタンブールを出てウズベキスタンのタシケントに向かう飛行機に乗るべく、大体夜7時くらいにその宿を出ようとしていました。
そしたら、ドアの向こうから激しく誰かがノックしてきました、「宿の人かな?」と思った私は、どうせ自分も出なければいけないのもあり、警戒せずにドアを開けました。

そしたら、トルコ人の18歳くらいの男の子が入ってきて、私に襲い掛かったのでした…!!
強盗なら、私が肩から下げてるカバンを奪ってすぐに逃げたと思うのですが(大事なものは一切入ってないフェイクのカバンだけど)、その男の子はかばんには見向きもせず私を押し倒して身ぐるみを剥がしにかかっていました、私が一回悲鳴を上げたら逃げようとしましたが、悲鳴を上げるのを辞めたとたんに再度襲い掛かってきました。
私が二回目の悲鳴を上げたところで、2階から宿の男性の人達が出てきて、男の子は逃げていきました。

この宿、実は、一階から地下室に通じるドアもすぐ横にありました。
なので、運悪く私が地下室に突き飛ばされて襲われてたら…と思うと、もう恐ろしくて仕方ありません。。。あと、男の子がもしナイフとかを出していたら悲鳴を上げられなかった意味で、そっちの意味でも怖かったです。。。

ちなみにその宿は日本人の方が経営されている有名な日本人宿で、2007年当時は、トルコに行くバックパッカーなら、絶対に知っている場所でした。
名前は「Tree of Life」です、今は、この宿はCloseしたと聞きました。

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私はどちらにしろ飛行機に乗る必要があり、急いで空港まで向かいました。
相当な動揺のあまり、当時、空港まで向かうトラムに乗っていた他の日本人観光客の女性の方たちに「今、私、襲われました」と話しかけてしまいました。
その人たちもめっさビビって心配してくれました、、、

そもそも、こんなに可愛い日本人女子の子がいっぱい歩いている中で、どうして、すっぴんで身なりもボロい私が狙われたの!?って思ったら悲しさでいっぱいになりました、、、、

空港では、チケット発券を待っている時に、前に立っているウズベキスタン人?ぽい人に間違って私が床に置いたバックパックがぶつかってしまった時に、思いっきり睨まれ、悪態を突かれました。。。
私は、ついに、その瞬間に、今まで我慢していたものが溢れ、飛行機が来るまでの間(タシケント行は夜中だたので、夜中の間)、ずっと、空港の椅子に座りながら「もういやだ、こんなの嫌だ~~!」って長時間大泣きしていました。。。

宿から出る時に襲われ、それで精神的にかなり参っていたのを、そのあとまた別の人に悪態を突かれ、もう完全に精神が折れたみたいでした。。。。
もう、トルコの空港というと「ひたすら泣いていた」思い出しかないです。。。

さて、このロシアから始まった旅も、次で最後の国です!ウズベキスタンです!!
ロシア留学の話も別途色々凄まじいエピソードがあるから、それも別途書けたら嬉しいなぁ。